人生で一度はカーフェリーで北海道に渡ってマイカーでドライブしてみたかったので、今回挑戦してみました。
7泊8日の長旅です。
Contents
1日目:さんふらわあで苫小牧へ移動開始
JAXAへ寄り道
大洗からのカーフェリーに乗船するには、16時過ぎに到着すれば余裕。
ということで時間を持て余すのでJAXAに寄り道することにしました。
高速の途中では謎の渋滞が…。
どうやら対向車線の事故を見物する人が減速して渋滞を作っていたようです。
人間の愚かさよ…。
仮に見たくないものが見えてトラウマになったらどうするのだろう?と思います。
ずっと前に電車の1両目に乗っていた時に人身事故(飛び込み)が起きたら、やじ馬が車掌席に押し寄せていたのを思い出しました。
何が見たいの…?
それはさておき、9時過ぎ出発で、お昼をSAで取りました。
親子丼、おいしかったです。
そしてしばらく走って茨城にあるJAXAの広報施設へ。
宇宙ステーションきぼうなども展示されていますが、二度目なせいかあまり感動もなく。
なんだかさっくりと見て終わってしまいました。





どこへ行くか迷いながらも大洗へ
流石に時間が余るなと思いつつも、なかなかよい行先が思いつかず、とりあえず下道で茨城へ向かいました。
茨城は運転が荒い人が多い印象で苦手です…。
今回も信号無視の車にぶつけられかけました。
ガルパンスポット巡り
大洗に到着し、とりあえずガルパンショップへ寄り道しました。
聖地巡礼はすでに何回かしているので、行くところがあまりないんですよね…。
ガルパンショップ(今は聖地のエスカレーター前に移転してます)を見た後は、隣にある大洗タワーのガルパン喫茶へ。
喫茶店利用の場合は展望台へのチケットは不要です。
ただこの日は混んでいたせいか、結構待たされました。
1人でフロアを回しているので大変そうです。
ようやく席に案内されて、注文をしてもちゃんと通っておらず、コーヒーフロートが出てくるのに30分かかりました。
時間をつぶしたかったからいいですけどね…。

早いけどフェリー受付へ
喫茶店で長居するのも迷惑そうなので、少し早いですがフェリー乗り場へ移動しました。
自動受付機があるものの、車検証を確認するとあったので、とりあえず窓口用の自動受付機で発券して待ちます。
なんだかさんふらわあは、諸々のオペレーションやWebサイトがわかりづらい…。
トラックなどの輸送がメインで、人を乗せるのはおまけって感じなんでしょうかね。
受付では申し込み画面のスクリーンショットと車検証を見せて、磁気カードを受け取ります。
「18時には車を積み込みます」と案内されるも、実際は事前に積み込みスペースまで車を移動させる必要がありました。
不親切…。
しかも磁気カードはルームキーを兼ねるとは聞いていましたが、駐車スペース移動の際に提示する必要があるとは言われず。
誘導のお兄さんに提示を求められてあたふた。
従業員の人たちは丁寧に接客してくれるんですが、案内不足な点が多いのが気になります。
一回専門家にコンサルして運用マニュアルを改善すればいいのにと思ったり。
車を移動させたら受付のある建物に帰って、待合ロビーで待機です。
なんだか癖が強そうな人が多かったのが印象的でした。
街中で向こう側から歩いてきたら、事前に距離を取りたくなる感じです…。
自分も同類なのだろうか。
しばらくしてから酔い止めを飲んでいないことに気が付き、ペットボトルを購入して車に戻りました。
ロビーの重苦しい雰囲気が嫌だったので、もうあとは車の中で過ごしました。
大洗の夕方はまだムシムシしますが、S660の屋根を半分外せば暑さはだいぶマシになりました。
18時前に移動の指示があり、車を積み込みます。
特に問題はないですが、スロープが若干きついので、車高が低い車は注意が必要そうです。
S660なら大丈夫そうに思いましたが、一応段切りして乗り越えました。
指示に従って車を停めたら客室に移動ですが、そのあたりは細かく案内してくれないので、自分で看板を見つけて移動します。
なお、船が動き出すと車には戻れないのでご注意を。
特に持病の薬とか…。

さんふらわあ内を見学
部屋に入ったのが18:15で、レストランも空いていないのでいろいろ見て回りました。
デッキにも出てみたり。
あとはレストランの件を先に買っておいたり。
券売機ではクレカも使えてありがたかったです。
なお、ただ停泊しているだけのこの時点で船の揺れを感じて若干気持ち悪かったです。
酔い止めを飲んでおいて正解です。
ネットで調べてみるとアネロンがよくオススメされていますよ。

レストランで夕食
しばらく部屋で休んでいたら、レストランが予定よりも早くに準備できたとのアナウンスが流れましたので、レストランへ。
レストランはバイキング形式です。
お値段は高いですが、環境を考えたら妥当なのかもですね。

大浴場へ
食事が終わったらタオルを持って大浴場へ。
スーペリアルームだと無料でバスタオルが使えるので便利です。
大浴場といってもそんなに広くないので注意です。
一般的なビジネスホテルの大浴場よりもちょっと広いレベルでしょうか。
なお、脱衣所の棚は鍵付きロッカーになっていますので、ルームキー(磁気カード)なども持っていけます。
夕食後に入りましたが、混み具合はちょっと空いている程度という感じでしょうか。
なお乗船からレストラン開店までには時間があるため、その時間を利用して入る人も多いようです。
その時間帯にげた箱を覗いたら結構埋まっていました。
出航
しばらく部屋で過ごしていると、出航のアナウンスがあり、動き出しました。
エンジンがうなったり騒がしいのは最初だけです。
ただ、当たり前なのかもしれませんがずっと揺れます。
ずっと震度2です。
大きな船なので気が付かないレベルなのかと思っていたので驚きました。
なお、これでも海は穏やかな方だそうです。
あとは漫画を読んで過ごす
あとはネットでも見ようかと思いましたが、港を出る前からすでにまともに電波をつかまないので、諦めてiPadで読書をしました。
船でこそ読みたいカイジです。
ずっと積んでました。汗
さんふらわあの客層
余談ではありますが、さんふらわあの客層はあまりよくない気がします。
アナウンスで「置き引きが発生すると海上保安部が対応するため、下船が遅くなったりするので気をつけて(意訳)」とさんざん言っているのに、レストランで席を取るのにスマホやらバッグを置く人はなんなのだろう?
ちゃんと席取り用の札ももらえるんですよ?
それと一緒に貴重品を置いていて放置する意味が分かりませんでした。
それで置き引きされたら足止めで迷惑をこうむるのはこちらなんですが…。
客室ではドアがあっても関係ないくらいの音量でバカ騒ぎする子どもや、廊下では元気いっぱい&フェリーでテンションが上がって走り回る子どもを止めない親もいるし…。
あとは人が通るところをふさいでいる人がいて、「すみません、通してもらえますか」と声をかけたら通してくれたものの、ごめんの一言もなかったり。
バイキングで料理を取りながら、並んでいる料理の前で同行者とおしゃべりしていたり。
大浴場の脱衣所では全裸で長時間化粧台の前に座っている謎おじさんもいたり…。
共用エリアにある椅子に座って、もう一つの椅子に裸足で足をのっけていたり。
わざわざ廊下に出て電話していたり。
もちろん、まともな人がほとんどですが、とにかく変な人との遭遇率が高いです。
もう二度と乗ろうと思わないレベルです。
約款がやたらと具体的に迷惑行為を禁止していて嫌な予感がしていましたが、当たりました。
トラブルがあるから、あれはダメ、これはダメって当たり前のことが書いてあるんですね…。
なお雑魚寝フロアの治安はさらに悪いようです…。
2日目:観光をしつつ旭川へ移動
朝食バイキングをいただく
朝食はさんふらわあのレストランでバイキングです。
前日の夕食とセットにして券を購入すると安くなってお得です。
ただ払い戻しNGなのでご注意を。
船酔いして朝食はパスで…となっても返金してもらえないようです。
朝食バイキングの品数は少なめ。
ちょっと残念なビジネスホテルといった感じです。
朝ご飯を提供してくれるだけでもうありがとう…。



漫画を読んで過ごす
苫小牧まではまだまだ時間があるのでお風呂にでも行こうかと思いましたが、客層が微妙なことに気が付いてトラブルに巻き込まれるのも嫌だなと思い、部屋で漫画を読むことに。
9時くらいからはお子ちゃまがギャーギャー騒ぎ出してました。
もちろん親は止めるつもりもないらしく。
ホントに残念な気持ちでいっぱいです。
それはさておき、漫画を読みます。
カイジの最初のシリーズは読み終えたので、鬼滅の刃をいまさらながらに読み始めました。
主人公が知らないうちにたくさんの技を習得していてビビりました。
昼食もいただく
昼食のアナウンスが流れたので、しばらくしてから昼食へ向かいます。
本当はお腹は空いていなかったんですが、到着してから昼食を食べている時間がなさそうなので、ここで食べておきます。
確かメニューはうどんかカレーかくらいだったと思います。
今回はかき揚げうどんにしてみました。
700円とお高いですが、おいしかったです。
お昼は利用者も少ないようで、海に面した席を利用できたのもうれしかったです。

やっぱり不親切なさんふらわあ
しばらくすると「予定より早い13時到着予定です」のアナウンスが流れました。
いそいそと荷物をまとめて準備万端。
でもまだ時間があるので漫画を読み進めます。
しばらくするとまたアナウンスが流れます。
「予定より早い13時到着予定ですが、下船できるのは13時30分頃予定です」だそうで。
最初のアナウンスで言ってよ…。
乗ってる人のほとんどが知りたいのは到着時刻じゃなくて、下船できる時刻だと思いますよ。
相変わらず初心者に優しくない…。
下船準備
下船のための移動を促すアナウンスが流れたので車に戻ります。
ヤフーカーナビを設定しようと思いますが、接岸していても船の船体に阻まれて通信できず…。
地味に不便ですね。
結局13時40分くらいに下船できました。
到着から下船まで40分は結構かかりますね…。
なお、下船したらそのままさよならと送り出される感じで、特に手続きはありません。
なんかアナウンスで磁気カードを用意しておいてねと言われた気もしますが、なんだったんだろう…?

予定のスポットをいくつかスキップして「北海道開拓の村」へ
本当は支笏湖や頭大仏殿なども見たかったのですが、時間的に厳しそうだったので今回はスキップして「北海道開拓の村」へ向かいます。
今回の旅程はGoogleマップのルートを参考に作っていたんですが、ヤフーカーナビと所要時間が2時間も違ったんですよね。
ほぼ同じルートなのに…。
ヤフーカーナビの方が使い慣れており、所要時間も正確なことを知っているのでヤフーカーナビを信じることにしました。
そして15時30分頃、「北海道開拓の村」へ到着。
やっぱりスキップして正解だった…。
「北海道開拓の村」を見学

早速「北海道開拓の村」を見学です。
入場料は1,000円しました。
安くないなぁと思いましたが、入ってみて地図を見て納得。
かなりの建物が保存されています。
所要時間は1時間くらいで見積もっていましたが、ちゃんと見て回ったら半日くらいは楽しめちゃうと思います。
今回はとりあえず気になる建物だけ中まで入って見て回りました。
また来たいなぁ。
ちょくちょくゴールデンカムイで見たような建物もあったり。
まぁ北海道だものなぁ。
と、1時間くらいで急ぎ足で見て回り、受付がある建物へ戻ってきました。
お土産コーナーを見てみると、ゴールデンカムイコーナーが設けられており、ゴールデンカムイのモデルになった建物の一覧もわかりやすく展示されていました。
入ってくる時には死角になる場所にあるので、気になる人は最初に探してみてください。







ひたすらに旭川へ向かう
この日の宿は旭川なので、ひたすらに下道で旭川をめざします。
基本直線、あっても緩やかなカーブ。
でもそれなりに交通量はある。
景色はあまり変わらず。
といった感じです。
途中、軽ハイトワゴンが転がっていて渋滞ができていたり…。
何がどうなったんだ…?
しばらく走っていると日没です。
北海道なので日没が早いですね。
そうすると明かりのない知らない道を淡々と走るだけになり、景色も見えずに残念な感じでした。
交通量はそれなりにあるので、流れに乗っていれば困ることもありません。
なお、時々バチクソに飛ばしている地元車に遭遇します。
取り締まりポイントを知っているから、取り締まられないところを飛ばしまくっているんでしょうね。
まぁ結構な確率で信号で追いつくんですけども…。
なんか気まずい。
ホテルに到着して夕食へ

ようやくホテルに到着しました。
旭川駅前のホテルなので平置き駐車場ではなく、立駐です。
立駐嫌いなんですよね…。
機械トラブルに巻き込まれて出庫が遅れたりすると嫌なので…。
でもまぁほぼ選択肢がなかったので致し方なしです。
ホテルの下にはセイコーマートがあったので覗いてみましたがあまりピンと来るものがなかったので旭川駅へ。
旭川駅ならいろいろあるだろと思っていましたがなにもなく。
駅弁屋もすでに閉まっていました。
海鮮丼屋さんとかあれば使う人多いと思うんですけど、どうなんでしょうね。
ということで駅に隣接したイオンモールへ。
入ったら無印良品があったので、パーカーを買いました。
家から持ってくるのを忘れてしまったんですよね。
すでに若干寒かったのでここで買っておくことにします。
あとは夕飯をどうしよう?
イオンのレストランはどうやらサイゼリヤだけみたいでした。
サイゼリヤも好きですけど、ちょっと違うものを食べたい…。
フードコートを覗いてみたらすた丼があったので食べてみました。
初すた丼です。
腹5分目を選びましたが普通にごはん多いです…。
普通の量ってどんだけあるんだろうか。
味はおいしかったです!

ホテルに戻って大浴場へ
ホテルに戻ったら大浴場へ行きました。
偶然誰もおらずラッキー。
ぬるめなのもうれしかったです。
サウナもあったので一瞬入りましたが、やっぱり苦手なので即退散しました…。