3~4日目は北海道の北側を大移動です。
西側から北上し稚内へ。
そして稚内から網走へ南下します。
3日目:旭山動物園を見てから稚内を目指す一日
ジェットコースターの路を体験
この日は6時半に起きました。
前日に行き損ねたジェットコースターの路へ行きたかったからです。
とりあえず6時半に起き、朝食はホテルのバイキングです。
単体で頼むと1,800円もするだけあり、おいしかったです。
種類はあまり多くないかも?
ただ海鮮チラシ?があるのは嬉しいですね。
いろいろ食べればそれなりに満足度はありそうです。
自分はあまり時間をかけたくなかったので、サクッと食べて終わりにしました。

そして出発。
機械式駐車場は待ちもなくすんなりと出してもらえました。
ここの機械式駐車場、入れる時は前進して入れますが、出てくる時はこちらを向いていました。
すごい…。
そしてカッコいい…。
まるでガンダムの格納庫じゃん(?
そそくさとS660に乗り込み出発。
若干ワインディングっぽい道を走りながらジェットコースターの路へ向かいました。
ジェットコースターの路に着くと、朝早いにも関わらずすでに先客が…。
自分は止まるつもりはなかったのでよかったですが、駐車スペースが狭いので日中は結構困りそうです。

ジェットコースターの路は写真で見た通りの大迫力。
見ごたえがあります。
なお、実際には奥の方の道まではつながっていません。
つながっていない道までつながって見えるからこんなに迫力があるんですね。

旭山動物園を見学
ジェットコースターの路をあとにして、旭山動物園へ向かいます。
特筆すべきこともなく到着。
しかしまだ8時30分で開園1時間前なので正門駐車場が空いておらず…。
そのまま直進したら一通になってしまったので、ぐるっと回って来てから、手前にあるもう一つの無料駐車場にいったん止めました。
こちらは開いていましたので。
漫画を読みながら時間をつぶしていると、9時を過ぎたら移動する車がチラホラ。
どうやら正門の駐車場は9時に開くみたいです。
ということで移動させました。
正門の駐車場は枠があまり多くないので、朝一でいかないと厳しそうです。
あと、無料駐車場と有料駐車場が混在しているので注意です。
ボケっと誘導されると有料の駐車場に招かれます…。
正門の駐車場に駐車後、また漫画を読んで時間をつぶしていましたが、どうやら行列ができ始めているようなので準備開始。
開園10分前ですでに結構な列になっていました。
並ぼうと思ったら「先に券を買ってください」とのことで、券売所へ。
クレカ対応しており、サクッと購入できました。
あとは列に戻って待機。
しばらくして開園となりました。
列は長かったですが、支払いは先に済ませてある状態の列なので流れるのは早いです。
あとはひたすら園内を見て回ります。
こちらの動物園は基本的に一筆書きで見て回れるのでありがたいです。
旭山動物園は行動展示で有名ですね。
たしかにほかの動物園とは違って間近で動き回っている姿を見られたりするのでいい感じです。
動物を間近で見られるようにアクリルのドームが用意されていたりもするのですが、そちらは爪にやられたのかギタギタになっているものが多く、視界がぼんやりしているのが残念でした。

あと、ペンギンが泳いでいる姿を見られるトンネル。
このトンネルは「立ち止まらないで」の札が立てられていますが、無視して撮影に熱中している人が多く、人が滞留していました。
有名スポットに観光に来てテンションが上がっているからなんでしょうけど、マナーの悪さに辟易しました。

一通り見て回って1時間くらいですかね。
一眼レフを持ってちゃんと撮影して回ったら2時間弱くらいの所要時間でしょうか。

日本海オロロンラインを走る

今回の旅行で期待していた道の一つであるオロロンラインを目指します。
旭川からしばらく走ると無料の高速があるので便利です。
ありがたや。
しばらくすると海に出て、オロロンラインとなります。
雄大な光景が見られていいですよ。

お昼も近づいてきたので、道の駅で食事にしました。
刺身定食です。
お味は普通でした。
なお、現金のみ対応です。



道の選択をしくじる
しばらく海沿いを北上していましたが、ナビは内陸部に入って稚内を目指すルートを示しています。
「まぁオロロンラインを走ったし、内陸部を走ってみるのもいいか」と思ってルートに従って走りましたが、これが間違いでした。
よく見る素敵な道路の写真はオロロンラインの北端の方のようで、内陸部は通らないのが正解でした。
時間だけ考えたら無料の高速を使える内陸部ルートになるんですけどね…。
宿に着いてからストリートビューを見て愕然としました…。
みなさんはご注意を。
今度礼文島に行ってみたいから、その時に通れるといいな。とほほ。
稚内港北防波堤ドームを見に行く
稚内に到着。
思っていたよりも街が栄えていて驚きました。
そして、よくXで見かける稚内港北防波堤ドームへ。
まるで神殿のような作りで面白いです。


ノシャップ岬へ
お次は近くのノシャップ岬へ。
岬に近づいたらナビの案内が終わってしまいましたが、岬に無料の駐車場がありました。
目の前の車も迷っていたようなので、ここは事前に地図を見ておいた方がいいかもしれませんね。
あと、ここに来る車の多くはレンタカーだったので、ぶつけられないように注意しましょう…。
慣れない運転で駐車場を探しながら走るものだから危なっかしいのなんの…。
岬は風が強かったです。
台風レベルでした。
いつもこうなのだろうか?
とりあえず記念写真を撮りました。
あとは特に何もないので車に戻ります。


給油後、「ホテル滝川」へ
まだ夕方前ですが、もう本日の旅程はこなしたので給油して宿へ向かうことにします。
このあたりはセルフはなさそうなので諦めて、フルサービスのガソリンスタンドに入りました。
今回はapollostationにしてみましたよ。
窓ガラスを拭いてもらったんですが、人生で一番きれいに拭いてくれた気がします。
ありがたや…。
高速で前を走っていたミキサー車が謎の水をまき散らしていて窓ガラスにこびりついていたので助かりました。

給油後は宿へ。
地方の宿ならではの簡素な受付対応でサクッと鍵をもらって部屋へ。
荷物を置いたらすぐ近くにあるセイコーマートに行ってみました。
今夜はカツ丼にします。
あとは翌朝の朝食も調達しました。
店員さんの対応が丁寧だったのが印象的です。

宿に戻ったら大浴場です。
ちゃんと覚えていなかったのですが、温泉だったようです。
自分が入った時、入れ替わりで中の人が出て行ったので独り占め。
落ち着きますね。
その後は部屋で漫画三昧。
途中、隣の人が通話を始めたんですが、なんと話の内容がわかるレベルで声が聞こえます。
コップとかものを机に置く音も聞こえます。
ここまで壁が薄い宿はなかなかないです。
人生TOP3に入りそうです。
壁に穴が開いてるんじゃないかと思うレベルでした。
あと、浴室がめちゃくちゃ臭います。
そういえば楽天トラベルのレビューにもそんなことが書かれていたような。
カビ臭いとかを通り越して、生ごみ臭い感じです。
もしくは直前に誰かが用を足したような臭いです。
ビビりました。
これも人生TOP3に入る気がします。
4日目:網走へ
宗谷岬へ
6時半ころに起きて、昨夜セイコーマートで買った総菜パンを食べて出発です。
どうやら夜中に雨が降ったようですが、朝にはやんでいました。
空いた街中でS660を走らせます。
しばらくすると市街地を抜け、海岸線を走ります。
そして進むと宗谷岬に到着。
朝だというのに結構人がいてビックリしました。
とりあえず記念撮影をしてみたり。
最北端まで来たけども、あまり感慨は沸かず。


「白い道」を目指す
宗谷岬からは「白い道」を目指します。
「白い道」は道交法的には一方通行にはなっていませんが、宗谷岬側がスタート地点ということになっています。
こちらからの方が見晴らしもいいそうです。

宗谷岬からしばらく進むと、四国カルストのような景色が見えてきました。
「白い道」はまだですが、すでにいい感じです。
しばらく進んで「白い道」へ。
この道はすれ違い困難というか不可で、離合スペースでないとすれ違えませんのでご注意を。
前述のとおり一方通行ではないので、対向車も十分にあり得ます。
自分の場合、対向から四輪は来ませんでしたが、二輪とは何台かすれ違いました。
なお路面がかなり悪い場所があるので、二輪の方はご注意を…。

「白い道」は白い道というだけで特段なにがどうというわけでもなく、しかも狭いし離合スペースも限られているのであまり悠長に記念撮影もできません。
自分の場合、記念撮影をしている車に行く手を阻まれました。
後ろの人を待たせてまで写真を撮る神経ってすごいなと感心…。
離合スペースでまた写真撮影を始めましたが、そこでは追い抜けたので先に行き、別の離合スペースでサクッと記念撮影しておきました。

あとはゴールを目指します。
しかし昨夜の雨のせいで水たまりが…。
石灰のような道の水たまりなので白い汚れがベッタリとついてしまいました。
道道889号を南下する
「白い道」のゴール地点に来たら、また宗谷岬方面へ向かい、今度はかなり手前で右折します。
そして「白い道」のスタート地点方面へ戻り、道道889号を南下します。
最初の方は先ほどの四国カルスト的な風景でしたが、段々と山の中へ。
コースは中高速という感じで、西伊豆スカイラインの南にある西天城高原線のような雰囲気です。
ほぼ交通量もありません。

ついにエサヌカ線へ
そしてエサヌカ線へ。
この道は事前の調べでは「The 北海道」みたいな雰囲気で期待大でした。
しかし実際に走ってみると海に面している区間はごくわずかで、若干内陸部を走ることになります。
あまり変わらない景色。
意外に多い市街地。
延々と直線…。
結構飽きます…。
期待しすぎていたのもよくなかったですね。
お昼は五色丼をいただく

途中、昼の時間になったので道沿いのお店に入って五色丼をいただきました。
イカ、ホタテ、イクラ、ズワイガニ、タコです。
ボリュームは控えめでしたが、おいしかったです。

ピラオロ展望台からサロマ湖を一望する

食後も南下を続け、ピラオロ展望台へ。
入り口がわかりづらく、見落としがちなのでご注意を。

展望台は無料で、サロマ湖を見渡せます。
うーん、大きな湖…。
ところで、「サロマ湖」と聞くと「壱百満天原 サロメ」を思い出すのは自分だけ…?

卯原内サンゴ草群落地にも寄り道
続いては卯原内サンゴ草群落地です。
ここも入り口を見落としやすいのでご注意を。
なんとなく大きな湖いっぱいにサンゴ草が生えているのをイメージしていましたが、ごくごく一部の区画だけサンゴ草が生えていてビックリ。
だいぶコンパクト…。
サンゴ草はちょうど赤くなる時期だったようで、ラッキーでした。




網走監獄も見学
もともとの予定ではこのまま宿へ行く予定でしたが、朝早く出たのが功を奏して時間的にはだいぶ余裕があったので、翌日行く予定だった網走監獄を見学することにしました。
網走監獄近くの道の入り口がわかりづらいのでご注意を…。
網走監獄は1,500円もしてビックリしましたが、内容は充実していました。
説明はわかりやすいし、展示も見ごたえがあります。
現在の網走刑務所の様子も見られるのはいいですね。
なお、刑務所のスケジュールが自分の普段のスケジュールより人権みがあったのには苦笑してしまいました。

こちらは網走監獄なので網走監獄があるのは当たり前なのですが、二見ケ岡刑務支所も見ごたえがあってよかったです。
中をいろいろ見て回れるし、蝋人形も雰囲気の再現に一役買っていますね。
そして網走監獄へ。
ゴールデンカムイで見たやつ…!
明治村でも見たけども。
ただこちらでは見張り部屋?に入って実際に監獄全体を見渡せるのが面白いですよ。
なお、いくつか工事中になっていたので完全な状態で見られなかったのはちょっと残念です。
一通り見て回った後、網走監獄を後にします。









北海道立北方民族博物館にも寄り道
網走監獄を出発しようにもまだ15時30分。
チェックインはできますが、流石にもったいない気がします。
ということでたまたま看板を見かけた北海道立北方民族博物館に寄り道してみました。
常設展だけなら入館料550円です。
常設展は割とコンパクトなのでしっかりと見ないと損かも…。
解説をじっくり読まなかったので20分くらいで見終わってしまいましたが、物の展示が多くて面白いです。


ガソリンスタンドで給油と洗車
あとは宿へ向かうだけですが、途中で給油しました。
あと手洗い洗車が空いていたので、洗車もお願いしました。
朝の「白い道」の汚れがあまりにもひどく、長期間放置したくなかったので致し方なし。
というか汚れがひどすぎて店員さんに申し訳なかったです。
とりあえずたくさんお礼を言っておきました。

チェックインして夕食へ
取り急ぎチェックイン。
そして夕食を食べに外へ。
宿の目の前にレストランがあるようで、レビューを見てもいい感じだったのでそちらで…、と思ったらやっていませんでした。残念。
近くにあまり食事処がなく、ヴィクトリアステーション(ビッグボーイ?)でハンバーグをいただきましたよ。
お会計の際は愛想のない店員さんが対応してくれましたが、レシートがこちら側に出てきて「取りたければ取れば?」な対応だったのにはあきれを通り越して笑いそうになりました。

風呂に入って休憩
あとは宿に戻ってシャワーを浴びて休憩しました。
こちらの宿は大浴場はなし。
今回の旅行で初の部屋でシャワーですね。
これはこれで落ち着けるので嫌いではないです。
いびきで起こされる
寝ていたら大きないびきが聞こえてきて起こされました。
隣が「PRIVATE」、つまり従業員さん用の部屋だったので油断していましたが、いびきが大きい人が仮眠か何かされていたようです。
まさか従業員さんに起こされようとは…。
気が付いたら耳栓が片方外れていたので、そのせいで起きてしまったみたいです。
再度耳栓を装着してもいびきはしっかり聞こえますが、なんとか再度眠りに付けました…。