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初カーフェリーで北海道一周ドライブ(5~6日目)

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網走から帯広へ抜ける5~6日目です。
屈斜路湖近辺がなかなか素敵だったので、また来たいです。

5日目:網走から知床を駆け抜けて屈斜路湖へ

「天に続く道」を走ってから展望台へ

朝は7時に起き、ホテルの朝食をいただきました。
無料な朝食だけあって、かなり質素。
ウィンナーと焼きそばがメインディッシュです。
でも宿のそばにコンビニがないっぽかったので、ありがたいですね。

そして駐車場へ。
昨夜は駐車場の端っこのスペースに停めて一安心していたのですが、朝駐車場に行ってみると隣の通路部分に車が駐車されていました…。
せっかく端っこに停めたのに…。

それはさておき、「天に続く道」へ向かいます。
途中、なにやら日本らしからぬ風景が見えてきたので車を停めて撮影してみたり。

そしてしばらく進むと、「天に続く道」です。
「ジェットコースターの路」に近いものを感じる風景でした。
起点から見るとまっすぐに道が伸びているので壮大な感じです。
走ってみると普通の幹線道路ですね…。

終点近くには展望台があり、駐車スペースもあるので寄り道。
展望台は私設のもののようです。
木造ですが、だいぶ傷んでいました。
登った感じはまだまだ大丈夫そうでしたが、木造なので寿命は長くないのかもです。
登る時は自己責任で…。

景色は開けていますが、道は街路樹に阻まれてあまりよく見えませんでした。

知床峠を目指す

お次は知床峠を目指します。
知床峠の麓までは海岸線沿いの道を走ることになりますが、風景がいい感じでした。

峠道は幅も広いし舗装もよく、かなり走りやすかったです。
峠では羅臼岳や国後島が見えました。
雄大な景色です。

知床峠から南下する道は若干道幅が狭くなりますが特に問題なく、走りやすいです。
羅臼町からはまた海沿いの道となりますが、若干内陸側を走ったりする部分が多く、景色はあまり期待できないかもです。

開陽台は来てよかった

そのまま開陽台へ進みます。
開陽台への入り口の道は一方通行になっているのでご注意を。

開陽台は正直あまり期待していなかったのですが、行って大正解でした。
展望台に登ると、360度を見渡せます。
北海道の広さが感じられてよいです。

謎の羽虫が大量にいたのだけは残念でした。
マスクがなかったら吸い込んでいたかも…。

お昼ご飯をいただく

まだ11時くらいでしたが、そろそろ早めの昼食をと考えながら摩周湖方面へ向かいます。
道の駅があるようだったのでとりあえず行ってみますが、駐車場でGoogle Mapsを見たところレストランはなさそうだったので、近くのご飯屋さんを検索。
豚丼屋さんがあったのでそちらで豚丼をいただきました。
おいしかったです。
ご飯は並盛でもそれなりの量がありましたよ。

釧路方面へ行くことを決意

本来はこのあと摩周湖に行き、屈斜路湖のホテルを目指す予定でした。
ただ順調に進み過ぎてだいぶ時間が余ることが明白だったので、予定上は諦めていた釧路方面へ行くことにしました。
摩周湖方面から向かっても片道1時間くらいです。

釧路湿原駅近くにある細岡展望台を目指します。
最後の方が急に狭い道になるので注意が必要です。
といってもすれ違い困難なほどではなかったですが。

最終的には駐車場が見えてくるのでこちらに停めましょう。
Google Mapsを見るとまだ先に駐車場があったので進んでみたのですが、そちらは体が不自由な方用になっていたので、もと来た道を戻って広い駐車場に停めました。
こちらに停めても展望台までは5分強くらいでしょうか。
特に勾配がきついわけでもないので問題ないと思います。

細岡展望台からの景色は素晴らしかったです。
まるで日本ではなくてサバンナのようでビックリしました。
来てよかったです。

コッタロ湿原展望台に行って大後悔

お次は戻る道すがら、コッタロ湿原展望台に寄ります。
展望台までの道はダート区間が長く、まるでラリーのよう…。
バックミラーを見たら砂埃がすごいことになっていました。
なお道幅は狭く、コーナーの先も見えないので調子に乗らないようにしましょう。
意外に交通量がありますよ。

しばらく進むと駐車場が見えてきますので駐車。
展望台の看板はあるものの、どこにも展望台らしきものが見当たらず。
先にいたバイカーさんに尋ねてみると、目の前にあるトイレのような建物の真ん中を突っ切って山を登るとのことでした。
いきなり急な階段が待ち構えています。
ひいこら登ると、まだ先がありました。
そこからは半分山道のような階段が続きます。
10分弱登って展望台に到着。
でももうだいぶグロッキーになっていました。
勾配がきつくてなかなかハードです。
足腰に自信がない人には勧めません…。

景色は先ほどの細奥展望台とは違う雰囲気ではありますが、だいたいは似ています。
アクセスの大変さを考えると再訪はないです。
なお展望台からの下りの際は木製の手すりにつかまりながら歩いていましたが、ささくれがあったようで指を負傷。
さらに丸太の階段ですっころび尻もち…。
こちらはケガはしないで済みました。
疲れている状態で山を下る時は気を付けないとですね。
摩周湖方面に戻ってきたら、ドラッグストアに寄って消毒液を買いましたとさ…。

摩周湖第三展望台で盛大に勘違いする

摩周湖方面に戻ってきたので、残りのスポットを巡ります。
まずは摩周湖第三展望台です。
手前には有料駐車場があるようで客引きしていますがスルーで…。

展望台には無料の駐車場があるのでそちらに駐車。
駐車場から湖が見えますが、展望台というにはだいぶ遠くに見えるなぁ…。

でもまぁ写真は撮ったし、もう15時を過ぎているから先へ進もう。
ということで車を出したら右手になにやら階段が見えました。
展望台の予感…!
慌てて車を再度駐車。
展望台らしき方へ向かいます。
登ったら案の定展望台でした。
そしてこっちが摩周湖でした。
さっき見たのは屈斜路湖です…。
危ない危ない。
摩周湖は展望台から全体を見渡すことができます。
大きく、そして静かな雰囲気の素敵な湖でした。

ハイランド小清水725、そして美幌峠へ

だいぶ日も傾いてきたので次の目的地、ハイランド小清水725へ向かいます。
峠道を駆け上って到着。
16時を過ぎていたので売店やトイレは閉まっていました。
展望台は封鎖されていなかったので見に行ってみましたが、ちょっとした山の中なので熊が怖い…。
展望台は見晴らしがよく、こちらもよいスポットでした。

サクッと見た後は美幌峠へ向かいます。
途中の峠道は道幅が広く路面状況がいいわりに車通りも少ない快走路でした。
峠区間を抜けると今度は街路樹が白樺のエリアを南下していきます。
しばらくすると美幌峠に到着。
もう夕方なのにまだまだ人がいました。

トイレを借りて、いざ展望台へ。
手前に建物があり、「展望台」的な記載があったので登ってみたらあくまでもその建物の展望スペースであって、ちゃんとした展望台はもっと先にあるのが見えました。
多分レストランに誘導したいがゆえの看板だと思いますが、観光客をバカにしてますね…。
ちょっとイラっとしました。

そして今度こそ展望台へ。
そこそこ階段を上りますが、頂上が見えているのと、勾配が急でないのでそんなにつらくはありません。
頂上手前にもよさげな撮影スポットはありますが、湖の一部が隠れてしまうのでできれば頂上まで登った方がいいです。
ちょっと疲れますけど。
屈斜路湖も静かな湖で素敵ですね。

屈斜路プリンスホテルに到着

この日の宿は屈斜路プリンスホテルです。
途中で一部旅程を組みなおしたら手ごろな宿がなく、致し方なく1泊2万円以上するこちらのお世話になることにしたんです…。
ご存じのとおり、いつもはビジホですよ。

さて、到着したら駐車場が広い…。
建物も立派。
ちょっと気圧されます。
とはいえ、こちらのプリンスホテルはドレスコードは特に指定されていないので、アウトドアな格好でも追い返されたりはしませんでした。

部屋に入ると広くてびっくり。
女神湖近くのちょっといいホテルもこんな感じだったなと思い出しました。

少し休んでから夕食会場へ。
夕食はバイキングです。
バイキングだと食が細い自分は元を取れないのでくやしいですが、仕方ありません。
しかし後から気が付きましたが、普通のレストランも併設されているようでした。
食事を外せばよかったかな…。

バイキングはプリンスホテルなだけあっていろいろあり、味もよかったです。
客層も高齢者が多くて落ち着いた雰囲気でよいです。
天井も高く、空間が全体的にかなり広いのもいいですね。

バイキングの料理のオススメはプリンでしょうか。
おいしすぎて2つもいただいてしまいました。

バイキングは頑張って食べても元を取れることはなく、おなかが苦しくなるだけなので腹八分目で引き揚げます。
部屋で少し休んでから大浴場へ向かいました。
大浴場はロッカー付きです。
もちろん広め。
しかも夕食時に来たので、ガラガラでゆっくりと入れました。
お風呂は露天風呂もあり、星空も見えますよ。
満足度が高かったです。

6日目:サクッと帯広へ

屈斜路プリンスホテルで朝食をいただいて出発

夜は静かでした。
落ち着いた客層だったからですかね。
トイレの水の音は聞こえたりしましたが、爆音ということはありませんでした。
流石はプリンスホテル。

朝食もバイキングです。
種類豊富でいいですね。
食べ過ぎないようにセーブしつつ、ごちそうさま。

部屋で荷物を持ち出しチェックアウト。
朝8時ちょっと前くらいでしょうか。
カウンターで並ぶことはありませんでした。

あとは無料のテイクアウトコーヒーを一杯持って外へ。
せっかくなので湖畔にも行ってみました。
椅子なども用意されていたので、早めにチェックインして湖畔で過ごすのもよさそうです。
桟橋もありましたよ。
いい景色です。

さて、荷物をS660に積み込んで出発です。

アイヌコタンはお土産屋さんが集まった場所?

最初の目的地はアイヌコタンです。
「アイヌ文化を学べるかなー」くらいのテンションで行ってみました。
道すがらでもありますし。

駐車場は2か所のようで、看板に従って行くとアイヌコタンのど真ん中に駐車することになります。
ちょっとビックリ。

まだ9時になったばかりだからか、ほとんどのお店は開いていませんでした。
いくつか開いているお店に入ってみましたが、アイヌ文化関連のお土産が多いようです。
自分はあまり物を増やしたくない主義なので、お土産は買わずに退散しました。

アイヌ文化を学べるっぽい施設は10時開館になっていたので諦め、次へ向かいます。

タウシュベツ川橋梁展望台を遠くから眺める

タウシュベツ川橋梁展望台を目指しますが、電波が入らないエリアが多く、radikoがよく止まりました。
そしてヤフーカーナビがあらぶったのか謎な細い道に案内してくれるものだから心細いのなんの。
パンクしても電話通じないのでは…?とか思っていたら幹線道路に出ました。

そしてタウシュベツ川橋梁展望台に到着。
駐車場といよりは駐車スペースがあります。
ゆるい感じの縦列駐車です。
雑なレンタカーが道にはみ出した状態で停まっていたのには引きました。

展望台は駐車場から3分ほど歩くとあるのですが、入り口に「ヒグマ注意」の看板が。
念入りに読み込んでから展望台へ向かいます。
ヒグマがいないかキョロキョロしながら進みましたよ…。

タウシュベツ川橋梁はネットで見た写真のまんまなので、パッと見ただけではあまり感慨もわきません。
ただ、「昔は汽車とかが走っていたんだろうな」と思うとちょっといい感じです。

見るものは見たし、ヒグマが怖いのでさっさと退散します。

士幌線幌加駅跡を見てみる

割と近くにある士幌線幌加駅跡にも寄ってみます。
駅の土台とレールが残っていました。
いい雰囲気ですが、やっぱりヒグマが怖いです…。

三国峠展望台からの眺めがすごい

そのまま北上して三国峠展望台へ。
こちらからは樹海を眺めることができます。
雄大な景色です。

トイレとカフェもありましたよ。

ナイタイ高原牧場で昼食とソフトクリームをいただく

三国峠展望台からはナイタイ高原牧場を目指し、ひたすら南下します。
速い車に道を譲りながら進みます。

ナイタイ高原牧場のゲートに到着しましたが、そこからナイタイテラスまで7kmもあります。
日本一広い牧場なだけありますね。
しかもなかなかの峠道です。

ナイタイテラス前の駐車場に駐車して、とりあえずトイレへ…。
こちらのトイレ、ガラス張りで雄大な牧場を見ながら用を足せます。
訪れた際は寄ってみることをオススメします。

そのあとはロコモコ丼をいただきました。
クレカ対応していてありがたい…。
席はたまたま窓際が空いていたので、そちらで食事しました。

食後はソフトクリームをいただきます。
普通のソフトクリームとショコラがありますが悩んだのでミックスで。
ソフトクリームは濃厚でおいしく、ショコラはショコラでちょっと高級な味でおいしいです。
オススメはソフトクリームでしょうかね。
ミックスにすると味が混ざって結局ショコラになってしまうので、ミックスはあまり選ばない方がいいかもです。

ソフトクリームをいただいたら外に出て牧場を眺めたり、写真を撮ったり。
そしてS660に乗り込みます。

おびひろ動物園に寄り道

この時点で13時30分くらいで、いくらなんでも帯広の宿に行くには早いです。
ということで寄り道を…、宿の近くに動物園があったのでそちらに行ってみます。

おびひろ動物園は400円くらいで入れますが、有名な動物がいるのでコスパがいい気がします。
規模はそんなに広くないですし、ところどころ空になった檻もあります。
平日なのもあり人が少なく、廃墟感がありました。
廃墟好きなので二重に楽しめました。

個人的にはキリンが走っている姿を見られたのがよかったです。
走っているのになんだかスローモーションに見える不思議な走りでした。
初めて見たのでちょっと感動。

あとは鳥類が放し飼いされている部屋です。
インコ的な小鳥やらオウムやらがいます。
間近で鳥を観察できるのがいいですね。

宿へチェックイン

動物園を割と楽しんで15時30分くらいになったので、給油してから宿へ戻ります。
帯広市街地は碁盤のマス目のような道になっているのでわかりやすそうなんですが、ここでまたヤフーカーナビがあらぶって謎なナビをするので混乱してしまいました。
ヤフーカーナビ、信用していたんだけどなぁ…。

ちょっと迷いながら宿に到着。
なんだか不思議な構造の建物だなと思っていたら、どうやら元”休憩用”のホテルだったようです。

部屋も妙に広い。
まぁ快適なのでいいですね。
ただ部屋全体がカビ臭く、せっかく浴槽があるのに年季が入りすぎて見た目が汚くて使う気にならないのが玉に瑕です。
結構カビ臭いので、できれば食事は外でとることをオススメします。
といっても近くにはあまりお店がないんですけども…。
朝にはプリンスホテルにいたのに、この落差よ。
まぁこういうことができて、文句も言われないのが一人旅のいいところです。

夕飯は近くのコンビニで調達しました。
街中を歩いていると、謎ミュージックが街中に流れていることに気が付きます。
そういえば前も四国のひなびた地域でも同じだったなぁと。
そして帯広も結構廃墟が多いことに気が付きます。
どうやらデパートだったらしき建物も廃墟と化していました。
萌えます。