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2023年GW東北旅行(1日目) 東日本大震災の遺構を見て回る

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今年のゴールデンウィークは、東日本大震災の遺構を巡りつつ、秋田へ抜けて鳥海山を見、いつもどおり長野の木崎湖でたそがれるプランです。
これまで東日本大震災の被害地域に観光に行くのには抵抗感がありましたが、サンドウィッチマンさんのラジオ「東北魂」を聴いて興味を持ち、行ってみることにした次第です。

今回のルート

事故渋滞で出鼻をくじかれる

初日から松島まで移動することになるので、早起きしました。
しかし事故渋滞で1時間近くをロスし、結果的にその後の工程に大きな影響が出てしまいました。

中郷SAで昼食

事故渋滞を抜けた後も混んでいる高速をひた走ります。
途中、中郷SAで昼食にしました。
メニューにピンときたものがなかったので、無難に生姜焼き定食です。
美味しかったです。

このあと福島まで高速で移動を続けるわけですが、途中で想定以上に燃料を消費してしまい、目的のICの一つ前でおりました。
久々に残航続可能距離0kmを見ました…。
最寄りのガソリンスタンドも意外に距離があり、焦りました。
給油したところ、残燃料は1Lでした。
まだ20km弱は走れた計算です…。
予定通りのICでまで十分に行けたのに。

東日本大震災・原子力災害伝承館

生々しい資料の展示もあり、見応えがありました。
ちょうど語り部の方の話を聞けたのもありがたかったです。
実際に現場で震災を体験した人であり、被災した方々のいろいろな話を聞いて回った人でもある方のお話なので重みがあります。
語り部セッションはタイムテーブルが決まっているので、気になる方はあらかじめ調べて訪問してみるのがオススメです。

屋上の眺めもいいので、行った際は寄るのをお忘れなく。
展示内容を見た後だと、素人感覚では堤防が低く感じてしまいました。
もちろん今度はちゃんと問題なく設計されているのだとは思いますが…。

外には被害を受けた消防車や、有名な(?)看板のレプリカも展示されています。

震災遺構 浪江町立請戸小学校

被災した学校です。
傷跡が生々しいです。
津波が達した高さが記録されているのもまた生々しいですね。

ちょうどこの日は中学生が社会科見学に来ていました。
生徒たちはふざけていたわけではないですが、真剣味はなかったような。
実際に体験していないOR記憶はないでしょうから、仕方ないかもしれませんね。
実感が湧かないですから。
神奈川とはいえ実際にあの地震を体験した身としては結構来るものがありました。

山元町震災遺構 中浜小学校

到着したのが16:10頃で受付は終了してしまっており、中に入れませんでした。
残念です。
朝の事故渋滞がなければ問題なく見られたはずなのに…。
また次の機会に中を見られたらなと思います。

仕方ないので今回は外から見て回りました。
外からでも結構中は見えます…。
それだけ1階部分のダメージは大きいです。

ここにも津波の到達位置が記されていました。
避難された方は屋根裏的なスペースで難を逃れたそうです。
かなりギリギリのところまで来ていたことがわかります。

なお、外を見て回って階段を降りた瞬間に右膝がカクーンとなり、コケかけました。
その時はなんともなかったですが、徐々に痛みだして困りました。
痛み自体は大したことはないですが、悪化してペダル操作に支障が出ると下手すると帰れなくなります…。
ずっと前のGW旅行の最中にはぎっくり腰になったし、なんだかなぁです。
とりあえず宿についてから湿布を買いに行って貼り、誤魔化しておきました。

ホテルルートイン石巻中央に宿泊

流石にくだびれてホテルへ直行しました。
平日でしたが、夕方には結構駐車場が埋まっていました。
第二駐車場もありますが、ちょっと焦りました。

ホテル自体はルートインなので普通に快適です。
こちらは大浴場付きです。
洗い場も多く、湯船も広いのでいい感じです。
あと浴場の入り口に貴重品入れ(もちろん無料)があるのも嬉しいですね。

朝食バイキングはどちらかというといい感じでした。
品数は少ないですが、いい品揃えです。
味も問題なしです。
ただしあくまでもビジネスホテルの朝食バイキングなので過度な期待はされませんよう…。

2日目はこちら